多摩川から世界を走りに!

聖火ランナーを楽しく終えました。市民アスリート(大阪マラソン)の挑戦資格も得ました。人生を楽しみ走ります。

キャンプのススメ①

唐突にキャンプのススメです。

 

コロナ禍になって急に人気の出てきたキャンプ。

密にならず自然を感じ、自然の中で美味しいキャンプ飯、綺麗な星空……良いところを挙げたら枚挙にいとまがないですが、それだけではないことと、やっぱりキャンプは良いぜ!というのを伝えたいです。

 

まず、キャンプに向いている人の第一条件は虫が平気な人なのかなと思います。あとは汚いトイレが気にならず、灰とか土とか食べても大丈夫なお腹の持ち主。そして、キャンプを楽しみたい人かな。

と、書いた瞬間、尺取り虫が指に…

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私はキャンプ歴は15年。学生時代はキャンプ場ではない、ただの原っぱや河川敷で野宿的なものをして、結婚してからは年に5-15回行ってます。妊娠中も行き、チビは生後3ヶ月の首座り前からキャンプしています。テントやタープを一人で立てたり、火起こしなども一通りできるのでキャンパーと名乗っても良いかなぁと思っています。

 

学生貧乏キャンプ→社会人ワイワイキャンプ→ファミリー優雅キャンプというキャンプ遍歴の私による独断的、楽しく続くキャンプのススメです。

 

これからキャンプを始めようと思っている方は、まずは慣れてる人に連れて行ってもらうのが一番と思っています!そしたら、装備は最低限の寝袋、椅子と食器で済みますので。

 

●寝具

寝袋は3シーズンの一万円程度の安いので良いです。(9年前まで私は友達のお古、夫はドンキで買った1000円以下の寝袋使ってましたけど。)マットが大事で、我が家はコールマンのエアベットを大事に使っています。子どもが小さい頃はジャンプいっぱいして破れたりもしましたが、自転車のタイヤパンク修理用キットで何度も補修して、もう8年使っています。周りの友達はパンクしたら、パンクしない空気少な目のベッドやウレタンマットとかに替えていますが、この厚さのエアベッドだと冬の地面の冷たさも防いでくれます。

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●テント

テント二個持ちのキャンパーはけっこういるので最初のうちはテントも借りてしまうのが良いと思います。

そんな友達いないよ!という方は最初はコテージなどから始め、何度かキャンプを経験して、needsとseedsを見極めることが、大切です。

 

我が家の今のテントは二代目だけど、一代目ともに人のお古。長くキャンプしてるとキャンプを辞めた人から色々引き継げます。そう、辞める人多いです。なので、お金をかけ過ぎてはダメです。お金かけたから行かなきゃという心理になったら負けと思っています。マラソン大会がなくても走るの好きな人は走りますよね?エントリーしたから練習する人とそうでない人の走ることに対する気持ちの違いは大きいと思います。

我が家にとってテントはただの寝る場所なので、こだわりは全くなく、映えないもので気にしない♫

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そして、キャンプに行く前に庭や公園で何度も試し張りして、キャンプ場ではスムーズに立てれるようにしておきましょう。

 

●調理器具

我が家のクッカーセットは私が一人暮らししてたときに使ってたティファールもどき、食器乾燥ネットは干物作りに使ってたネット。なのでキャンプ素人に見えるけど、夫が作るキャンプ飯は最高に美味しいです。

コンロだって夫の手作りのロケットストーブ(二代目)。

ダッチオーブンこそ買いましたが家でも使っています。


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●椅子

椅子は最初はコーナンの安いの使ってたけど、ヘリノックスに落ち着きました。ご存知の方も多いでしょうがヘリノックスは高いです。でも、この軽さ小ささは価値がありました。

今はワークマンでヘリノックスのジェネリックが出たので子ども用に買いたいのですが、転売屋に買い占められている模様でまだ見たことがないです。

ハンモックはなくて良いものです。ただ、あると幸せ♡

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年に2回くらいしか行かないのに、スノーピークやノルディクスのテント持って、ピカピカのキャンプグッズ揃えてる友達もいるけど、それはランナーでいうと、月間走行距離100キロ、サブ4できてないのにアルファフライ買ってるような感じです。

高級テントを説明書見ながら立て、スノーピークのクッカーセットでレトルトカレー温めて、飯盒炊爨でご飯炊いてるのは個人的にはダサいなぁと。まぁ本人が楽しけりゃいいんですけどね。

 

私にとってキャンプはお金をかけずに非日常を楽しむことなので、いかに工夫するかってとても大事。

 

薪も滅多に買わずに子ども達と日中は薪拾い。薪バッグは余ってた布で作りました。

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●手入れ

キャンプ用品は手入れ、リペアがとても大切。これができない人はキャンプが続きません。

 

テント収納バッグが破れたら作りましょう。

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シーズン終了したら、テントのフライシートは洗ってニックワックスなどで防水処理をします。

剥がれてきたシールテープをアイロン圧着、もしくは新しいものに貼り替え。

くれた人が『まだ捨ててないの?』って驚くくらい使うと、また何かもらえたりします。

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天井にランプが欲しくなったら紐を縫いましょう。

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人と被りやすい物には無くならないように名前を書きましょう。

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こうやって快適を作って、モノを大切にしていくのが続くコツなのかなぁと思っています。

 

あとは、自然を大切に。ゴミの持ち帰りはもちろんだけど、直接、水道から川に水を流すキャンプ場では自然のことを考え、こんな洗剤を使ったりします。

あとは帰るときのゴミ拾いも子ども達とともに。

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●服装

夏は暑く、冬は寒いという当たり前のことが、普段空調の効いたところにいる忘れがちなことを身を持って体験するのもキャンプの良いところでもあり、怖いところでもあります。

春や秋の山キャンプの夜は真冬と同じと考えなければいけないのですが、軽装で来て、寒くて泣いてる子ども達の姿をたくさん見てきました。

 

夏のキャンプは脱水症状との戦いです。

 

そして、冬。

 

最高な星空と極寒。

 

真冬キャンプは装備がかなり必要になるので、オススメしませんが、私はけっこう好きです。

 

長くなったので一旦おわり。