またペーサーしたいので、自分への覚書と同じように目指す方への参考になれば。(東京マラソンもたぶん募集あるよ)
■ペースセッターの条件
1)TEAM ONE TOKYOに入会し、陸連登録すること。(入会4400円、陸連3600円)。
入会には規定タイムをクリアする条件あり。
2)大会にエントリーしていないこと
ランナーとしてエントリーしているとペースセッターにはなれません。
3)強運
東京マラソンより倍率高いとのこと。
■有利になる条件
1)救命系の資格
応募欄に記載箇所あり。私は普通救命講習修了。
2)女性
たぶん、女性の応募者は少ない。
3)足が速い
速いタイムのペースセッターに申し込む人は少ない。
■ペースセッターのメリット
1)事前受付待ち時間なし
2)当日の厚遇
・地下の屋内練習場で開始の20分前までのんびり
・トイレ行きたい放題
・ひろーいロッカー付き更衣室
3)パンフレット掲載(親が大喜び)
4)事前説明会で川内優輝選手からペースセッターのコツを教えてもらったり、ペーサーとしての練習方法を教われた。
5)参加費無料
■レースまで
1)集合時間は6:30
時間に余裕があったので千駄ヶ谷駅でお手洗いに行こうとしましたが長蛇の列だったので、『こんなとこで並んでやるか』と優越感に浸るためパス。笑
2)ファストパス
控室まで全く並びません。
3)直前説明
こんな席が用意されて、興奮。
あんまり頭に入らない説明。
お着替えしたら、撮影タイム。
時々、スタート見に行ったりして、緊張感を高め、レース20分前にDブロック先頭に移動。
Dブロックは競技場に入れません。なのでスタートセレモニーなんて何も見えなかったです。天気も分からず。サングラス持って行きましたが使用せず。
■レース
1)給水は不可
…ではないが、できるだけ給水しないようにとのこと。実際、給水していません。なので、当日までハーフまでは給水しないトレーニングをしました。
2)タイムはネット
ですが、Dブロック先頭からスタートだったので、スタートロスの6分ちょいは目を瞑るにしてもスタート後の混雑がすごかったです。
スタートからの下り坂で貯金作る予定が、2kmまでで借金50秒近く。10kmまでに徐々に返すようにしました。15kmからは緩い登りになるので5:10をできるだけキープ。最後の坂はもう少し落としました。ラスト1kmからは余力ある人にエールを送り最後の力を振り絞ってもらいました。
3)スタッフ扱い
めちゃくちゃ話しかけられます。今のペースは?次の給水は?登りはいつから?等々。
給水箇所は頭に叩き込む必要ありです。また、ブラインドランナーさんがいたら気をつけるように声かけ、カーブ、給水、トイレなども毎回大きな声で伝えます。特に給水間隔があくときは、その事も伝えるようにしていました。
そして、オールスポーツがいたら、『笑顔になってー』、皇居見えたら『皇居だよー』、苦しそうな人がいたら『もう少し頑張って』とか、やたら声出してました。
■レース後
たくさんの方にお礼を言ってもらいこちらも感激しながら一般ランナーさんと同様、メダルとタオルを受け取った後は秘密の抜け道へ。
秘密の抜け道をしばらく進むと、なんと女子3位の山口遥さんがダウンジョグしているところに遭遇。パラのエリートアスリートもチラホラ。
控室に戻って、1:30と1:40のペーサー達と健闘を讃えあい、広い更衣室でのんびりお着替え。
その後は自由解散でした。
■メンバー
なぜか1:50のペースセッターの四人は関西出身が集まり、笑いに溢れてて、事前説明会とレースまで、そしてレース中もよく喋り、とても仲良くなりました。全員、東京マラソンにも出るので、次の再会を約束し、LINEやSNSで繋がりました。
■貰えたもの
・Tシャツと帽子
ただ目立つ。レア物に違いないが価値はない。笑
・完走賞
・通行手形とペースゼッケン
■ペースセッターのデメリット
ほぼないですが、あげるとしたら以下かな。
・緊張感半端ない
・レースの記録なし
・オールスポーツでゼッケン検索できない
・余力を持ってレースを終えてしまう
■総括
チャンスがあれば何度でもやりたいと思えるくらい楽しい経験でした。
たまたま設定ペースがEペースよりも速く、Mペースより遅かったので2週間後の自身のレースの良い練習にもなったと思います。
チームメンバーとは青春を過ごした仲間みたいに良い絆ができたかなと一人で思っています。
以上。