多摩川から世界を走りに!

聖火ランナーを楽しく終えました。市民アスリート(大阪マラソン)の挑戦資格も得ました。人生を楽しみ走ります。

一人聖火リレー

 

  

2020年7月11日

今日は私の人生にとって、とても思い出深い日になる予定でした。聖火ランナーとして多摩市を走る日でした。

 

聖火ランナーに決まって、どの街を走るのかドキドキしながら通知を待っていたら、今の住まいから一番近いルートをいただきました。都内だったら何処でも行くつもりの気持ちでしたが、近くにしてくださった事務局にとても感謝しています。

結果的に今年は走れなくなったけど、聖火ランナーとしての権利は生きているので来年走れることを願いながら、本日は一人聖火リレーしてきました。

 

ひとり聖火リレー 衣装編

まず本日の衣装ですが、Tシャツは2013年東京国体で、これまた炬火ランナーをした時にもらったスーパーださださTシャツです。ま、聖火リレーのユニフォームもイケてるとは言い難いのですが、これと比べれば…

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7年前のTシャツ、ほぼ着てないので美品。腕にユリートがいます。

あと、こちらはトヨタ枠で聖火ランナーに受かった人に配られたタスキです。せっかくなので、このタスキもつけて走ります。誰にもタスキを繋げないけど…

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自慢の一品。こちらは本番では使用できません。

靴は本番は絶対に履くことのできないNIKEです。だって、「東京 走」ですよ。今日のための靴でしょ!本番は「白のアシックスを各自準備せよ」とのことなので、会社に置いてる昼休みRUN用のピンクのゲルフェザーグライド4を白く塗る予定です。

 

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ペガサス36!お気に入り♡

ひとり聖火リレー コース編

さて、コースですが、コースは多摩市役所から聖蹟桜ヶ丘駅前までの約3.4キロ。これは歩道の実測値なので、本番は車道走るからもう少し伸びると思われます。この距離を20人弱で走ります。一人200メートル前後。アップにもならない距離を2分くらいかけて走ります。途中、TOYOTA関連のディーラーなどが3件あったので、私はこのどこかかだったのかなぁなんて思っていました。多摩市でとても有名な産婦人科の先生も聖火ランナーに選ばれており、その先生はきっと病院の前なんだろうなぁとも思ったり。

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コース詳細(多摩市HPより)

さて、スタート地点に到着です。家から6キロちょい。時刻は朝の5:20。市役所の人がいたら写真撮影お願いしたいな、なんて思っていたけど、当たり前にどなたもいらっしゃらず。

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多摩市役所のスタート地点にて。殺風景で物悲しい。

誰にも見送られることなく、たった一人の聖火リレーが始まりました。

 

・・・18分後

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下り基調のとても加速しやすいコース

一瞬にしてゴール!途中どこかで写真撮ろうと思っていたけど、特にフォトスポットもなく。笑  あっさりゴールしてしまいました。声かけられるかも⁉なんて期待も期待に終わり。ちなみに、どこの担当になっても大丈夫なように、このコースを5回試走してます。こんな予習してる人いないんじゃないでしょうか?なので、どこの担当になればおいしいのかもわかってしまっているので、来年に走る場所決まった瞬間に一喜一憂できます。

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聖跡桜ヶ丘駅前、希望の銅像前にて

 

ひとり聖火リレー ダウンジョグ

 その後は、いわゆる「にいやん坂」を登って帰路につきました。

今日イチしんどかったです。ダウンジョグではない。笑

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「にいやん坂」ってstravaに出るのね

 ひとり聖火リレーを終えて

 オリンピックの延期が決まって、聖火リレーも延期になって、悲しかったけど、どん底……という感じにならなかったのは、私の今がとても幸せだからなのかなぁと思っています。元気な身体を持ち、大好きな家族との楽しい毎日、安定した生活を送るための仕事につけている。当たり前と思ってたことだけど、当たり前じゃなく、とても幸せなことなんだなと、最近の悲しいニュースを見て、改めて感じています。

 

私は聖火ランナーの立候補に当たって、「自分の子ども達に、私の楽しそうな姿、頑張っている姿を見てもらって、大人になっても人生は明るいと思ってもらいたい」的なことを書きました。今日、こども達に聖火ランナーの姿を見せられなかったのは残念ではありますが、お母さんの姿は毎日見せられるので、子ども達が未来に希望を持てる母親でありたいなと決意を新たにしました。

 

ちゃんちゃん。