間違ってるのは分かってるけど、クリスマスイブにシュトーレンを焼くのが恒例になってきました。焼き立てのつまみ食いがたまらなく美味しい♡
クリスマスは久しぶりのVRWCへ。
https://runtrip.zendesk.com/hc/ja/categories/360004132013-Vitality-Run-Walk-Challenge
雨がまだ降る6時前に走り出すと河川敷のマンションが素敵なライトアップをしていました。暗いうちに走り出してラッキー!
VRWCはハーフと10キロと5キロの部のフルセット走ってきました。つまり36キロ走。
さて、クリスマスの朝になかなかない体験をしてきました。
多摩リバーの0キロ地点まで遡上して、折り返して2キロ行かないところで、突然、人の唸り声が。
軽自動車と原付の事故直後でした。
大破した原付と散らばるプレゼント、顔が血まみれの女性。
事故を起こした人が救急車を呼んでいたので、私は警察に電話。
怪我をした女性は顔からけっこう血が出ていましたが、意識はあって、身体は道路にぶつけた方が骨が折れてそうな感じでした。
話かけるために近づくと、なんと白人女性。
家族に電話するために番号聞くと『財布も携帯もない。鞄を家に置いてきた』と…。おぉ。
そして、
『お願いがあるの!娘と孫にこのプレゼントを届けて欲しい!トテモ近いの!EASY』とキャサリン(仮名)。
私『お家どこ?住所わかる?』
キャサ『住所ワカラナイ。そこのストップサイン渡って、次のストップの前に右に行ってロージョー(?)曲がるとイエローハウスがある、名前は※※※』
私『わかった、ちょっと行ってみるね』
私が両腕で抱えるようなプレゼント四つを拾って、ダッシュで二つ目の信号行くものの全く見つからず。
そしたら、救急車が来たので道案内に戻って、お巡りさんともお話し。
👮♂️『通報者さんですね。名前と住所教えて下さい。』
私『※※です。住所は府中市※※…』
👮♂️『府中市ー??』
えぇ、私、たぶん普通の人の感覚ではおかしい所まで走ってます。(府中市と現場は約20キロ離れてます)
そうこうしてるうちにキャサリンは悲鳴を上げながらストレッチャーに乗せられ、事故を起こした人とお巡りさんは現場検証?みたいなのをし始めました。私はプレゼントを抱えて途方に暮れています。キャサリンは私に娘の住所を必死に伝えてきます。
すると、なんとキャサリンの友達のデニー(本名)が通りかかりました!
もうクリスマスの奇跡!
デニーがキャサリンの旦那さんに電話してくれて、旦那さんから娘さんの電話番号聞いてくれたんですが、電話しても繋がらず。
結局、デニーがプレゼントを預かってくれて救急車について行く事になり、私は解放されました。
朝の7時頃の出来事。もう、一仕事終えた気分だったけど、家までまだ15キロ以上もあって、なかなかしんどかったです。
ヘロヘロで帰宅すると1.5斤焼いたシュトーレンが半分くらいなくなっていました。
子どもたちは、それぞれサンタさんからのプレゼントを嬉しそうに抱えて、我が家は平和なクリスマスの朝でした。
ちゃんちゃん。